Mizsuolog

ひきこもり部 球技好き課 趣味は家でできるものばっかり

「社交不安障害~自分のなかの「社会恐怖」とどう向き合うか」を読んで自分の取説だと感じた

どうも、のーしいです。

 

わき見恐怖症の自分はとにかく仕事を続けるのが

困難だと感じます。

 

わき見で相手に意識が向かいその相手はなんでこっち見てるんだろうと

気になり自分も相手も気になる負の関係が出来上がります。(笑)

 

デスクワーク集中できんわ! 

となります。

 

異性だったら僕が気があるんじゃないかと思われ、攻撃的な対応を

とられ、そんなんじゃないよって言いたいけどわかってもらえない。

 

このままきついままで仕事をころころ変え続けるのはいけないと

そろそろ感じ始め

社交不安障害の一種であるわき見と本格的に向き合うことを

決意しました。

 

社交不安障害の本を読むと自分の取説を読んでいるんじゃないかってくらい

自分のものの考え方、感じ方がまんま書かれていました。

 

社交不安障害は自分の性格的な問題だと考えて治療を受けない人が

多いのだそうですが、社会生活に支障をきたしたりしているくらいなら

病気として扱ってちゃんと治療した方がいいよねって

ことらしいです。

 

あと病気として扱うことで、なんて自分はダメなんだと自己嫌悪する意識が

減っていくらしいので自己嫌悪で社交不安を

ますますこじらせるという負のスパイラルから抜けられるのだとか。

 

自分の取説かってくらい自分の考え方、ものの捉え方がまんま書かれているって

ことはもう病気として扱っていいですよね(笑)

 

 

そして本を読んでてインパクトが強かったのは、

社交不安の人の対人関係は「いかにしてネガティブな評価を避けるか」という

テーマを中心にして回っている。という一文でした。

 

いやまさにその通りすぎて、昔の漫画みたいに雷に打たれ白目になって

ピッシャーン!って効果音がなっているくらい衝撃を受けました。

 

でも、だとしたらわき見恐怖症って相手に意識がいって相手の気が散り

ネガティブな評価を受けやすい、身体症状のエリートじゃねと

絶望しました。

 

わき見で挙動不審になって、心ないやばい奴らからの「きもい」とかの

誹謗中傷は瞑想やマインドフルネスなどの呼吸や今やっていることに

集中してショックを受けても以前より、すぐに気持ちを切り替えられる

ようになってきました。

 

でも、相手のネガティブな評価を受けることを避けるためのわき見の

身体症状によって結局ネガティブな評価を受けることになるなら

いつまでも、堂々巡りで同じことの繰り返しじゃんと

思いました。

 

本を読み進めると考え方が書いてあり、

他人からの批判は必ずしも受け入れなければならないものではない」と

理解しておくことが社交不安人には必要な考えなんだとか。

 

あとは、今までの経験から被害妄想的になっている認知を変えるために

精神科で認知行動療法を受けたり、薬物療法で不安自体を軽くして

人間関係を築きやすくして新しい対人関係のパターンをゲットすることで

症状をよくしていくことが必要だそうです。

 

わき見でネガティブな評価「きもい、やばい」とかを受けて、別の人から

同じように言われないか恐れてまたやっぱり言われての

繰り返しのパターンを

薬なり、認知行動療法、瞑想、マインドフルネス、運動

気持ちを変え目の前の課題に集中しやすくして、パターンを壊すことが

一番効果的なんかなと思いました。

 

それかもう、肉体労働になるけど福祉とかごみ収集、警備とか

デスクワークがなくて視線が気になっても仕事になるものを

選ぶことが解決方法なんですかね。

 

デスクワークでなんとかやりたいって人は

自分が得意なことか、好きなことをやっているならそんなに人目が気にならないと

思います。

 

自分の経験なんですが、去年公務員試験を受けて最悪なことに試験官が目の前にいる

前の席になってしまい、苦手な数的処理では案の定集中できませんでした。

でも、興味のある心理系の専門科目はまるで視線が気にならず

問題に集中できたので、これはわき見の治療のヒントかと思います。

 

わき見のおかげや準備不足で面接がうまくいきませんでしたが、どうせデスクワーク

きついし、死ぬ思いするくらいならいいかなと自分を納得させました。

 

あとはわき見を気にしていられないほど忙しい仕事か(笑)

回転ずしの厨房のバイトは戦場なみに忙しくて常に動いていないと

やばかったのでわき見を気にしている余裕がなかったです。

 

人間関係がよかったのもあって学生の間3年間続けられました。

 

 

他の本に社交不安障害は10代、20代の多感な時になりやすく

30代から急によくなる人が多いと書いてありました。

 

おじさんになると細かいことがどうでもよくなってくるんですかね(笑)

どうやら認知には内面に向かっている時期と外に向かう時期があるらしく

それを繰り返しながらじいちゃんになるそうです。

 

宮崎駿さんも昔のインタビュー見ると、人が苦手なんだな分かるわ~って

感じですが今はインタビューをあまり苦にしていない感じですよね。

 

認知が内面に向かっている時はしんどいですが、外に向かうと

楽になるみたいなので老いるってことは悪いことばかりじゃないですね(笑)

 

社交不安障害をなんとかしたいと思ったら基本的な考え方、治療法を学べる

良書だと思うので読んでみてはいかがでしょうか。