「視線恐怖症」がちょっとましになったかな、という僕的対処法
どうも、もっさんです。
視線恐怖症、きついですよね~。
視線恐怖症で一番きついのは仕事や勉強に集中できず、理解のない周囲の人から
心ない態度をとられたり、陰口を言われたりすることで、とてもストレスに感じます。
自分じゃコントロールできない、しようとしているのに意識が人にいってしまい
相手に不審がられる。
自分じゃどうしようもないのに、言われたい放題でふざけんな!とか
思っても自分が辛いだけで無力感にひたってしまいます。
僕は障害者施設の仕事でなるべくデスクワークの少ない仕事を選びましたが
それでも廊下で人とすれ違い意識がいってしまい、ぼそっと気持ち悪いと
言われるということを繰り返してきました。
ほんとおばさんっていうのは思ったことを口に出さないといけない
病気なのかってくらいぼそっと独り言を言いますね。
愚痴はこれくらいにして
それでも学生の頃や働き始めの頃に比べて外でもだいぶ自分のやっていることに
集中できるようになり、人の目を以前ほど過度に気にしなくなってきました。
これをやったら少し楽になった本の考え方を紹介します。
- 書籍「自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる」の川に葉っぱを浮かべて、その上に湧いてきた自分の考え、イメージをのせて遠くに流して消していくトレーニング
川に葉っぱを浮かべて、その上に湧いてきた自分の考え、イメージをのせて遠くに流して消していくトレーニング
葉っぱの川流れのトレーニングですが、良いことでも、悪いことでも、とにかく葉っぱの上に乗っけてイメージを消していくトレーニングがここ最近だと一番効いたように思います。
やり方は文面通りです。思い思いの川と葉っぱを思い浮かべ、そこに気分がよくなることも不快なことものっけて自分から遠くに流していくというイメージトレーニングです。
やりづらかったら、ブラックホールを想像してそこに巻き込まれるようにイメージを消していく想像でもいいとのことでした。
ポイントは良いイメージでも悪いイメージも区別することなく
同様に流していくことです。
これを目を閉じて、一日3分でも電車の中や寝起きの布団や夜寝れない時に、
横になりながらでも続けたら
1週間くらいして「何かにとらわれる」ことから距離を置けたような、フッと心が楽になるような感覚を電車内の対面座席で持てました。
日や場面によって人目が気になる度合いは違いますが、以前よりも平均的に楽になった感じがします。
自分の特性として、とにかく良いことも悪いこともしつこく思い返してはいい気分、悪い気分に浸り続けるというのがあり、その癖を軽減するのに合っていました。
好きな漫画、「僕の心のやばいやつ」を30周したり、「五等分の花嫁」は50周読んだんじゃないかってくらいラブコメが好きで同じ内容を何回も読んじゃいます。
とにかく好きな漫画や曲はしつこくリピートしがちです。
視線恐怖症もしつこく相手のことが気になってしまうというところが似ていて、
このトレーニングが極端に過去を引きずる自分の思考スタイルの特効薬になったんじゃないかなと思いました。
相変らず好きな漫画は繰り返し読みます。ですが視線恐怖症は軽くなったなと
体感的に思います。
この「自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる」は人間の思考に良いも悪いもなく、ただラジオのように受け流して自分のやるべきことに集中することについてトレーニング方法をいくつか紹介している書籍です。300pもあり、読むのが大変ですが、しっかり読み込まなくても気になったトレーニングを続けていけばいいと思います。
前著の「幸福になりたかったら幸福になろうとしてはいけない」と大体内容は被っているのですが、トレーニング内容が実践しやすくなっているので、気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。
自己啓発本といえば、「~をしてはいけない」「こうしなくちゃいけない」
ということが書いてあって、しちゃいけないの方ばかり気になって結局、読む前と
何も変わらないという本が多いですが、この書籍は心理療法のACTを分かりやすく
解説し、実践方法も載っているので行動しやすく、おすすめです。
この本で紹介されるACTのトレーニングの注意点として、いい気分になることを目的にしてはいけないという注意書きがありました。
良い気分はあくまで副産物で、良い気分になることを目的にすると、そうなれなかった時に落胆したり、集中力が乱れてトレーニングの効果が薄まると個人的に解釈しました。
視線恐怖所は周りの人から理解されにくく、相談もしにくい対人恐怖症で
孤独感を感じやすいですが、できる範囲で何かを変えていけば
少しずつでも変わると思うので
お互い耐えたり、かわしてしのいでいきましょう!