Mizsuolog

ひきこもり部 球技好き課 趣味は家でできるものばっかり

視線恐怖症でも3年続けられた、障害者施設の仕事

初めまして、のーしいと申します。

 

僕は大学1年の頃から脇見恐怖症が特に重くなりました。

隣に人が来る、道端で人とすれ違う時、電車で対面座席などが特に無理です。

常に緊張を強いられる状態で外にでることがとても苦痛になっていきました。

自分の意志と関係なしに、そっちを見て挙動不審な姿によく見知らぬ人に「きもい」と言われるということが日常茶飯事です。

 

それでも、障害者施設ではなんとか愚痴りながら、いやいやながらも続けられ、職場になんのあとくされもなく円満退職することができました。

 

障害者施設、というか福祉施設はとにかくデスクワークが少ないというところが続けられた一番の要因かもしれません。しかも個室に移動して仕事ができるという自由度があり、とても引きこもり体質の人にはありがたい職場でした。(事務所でデスクワークしてくださいと言われていましたが、障害者の方が使うようの道具を部屋で作ることが黙認されていました。

そんな恵まれた職場なら、なんで退職したのかと言いますと、とにかく女社会が向いていなかったというところです。

視線恐怖症の人は人からどう思われているのか、とてつもなく気になると思います。

女社会では、すぐ集まってひそひそと陰口を叩いたり、独り言で悪口を息を吐くごとくボロカスに言ってきます。

僕が視線恐怖症になった原因はその陰口を気にしすぎた点にあるのでそのトラウマポイントをえぐられながら仕事をするというのは向いていませんでした。

利用者と過ごすのは楽しいし、会話をしなくていいから楽で、利用者はこっちのことをまるで気にしないからこっちも気にしなくて済みとても楽な人間関係が結ぶことはできます。

 

だから、また同じような仕事に就いて自分に合う人間関係の職場を見つけられたらなと思っています。

下の世話とか、理不尽な暴力も時にはありますが、それでも利用者と過ごして、無条件で自分を認めてくれる利用者には正直メンタルをなんどもケアされました。

 

視線恐怖症のなか、頑張られていらっしゃる方も多いと思います。デスクワークの仕事がとにかくきついと思った方は福祉の現場も考えてみてはいかがでしょうか。

探せば賞与4か月、土日祝休みで日勤のみの仕事もあります。